普段、雑記ブログと化していますが、山登りや写真をメインにブログ運営をしていこうと思っていたのが本音のところ。
昔はよく単独行で縦走をしたり、数日、山の中にいるということも珍しくはありませんでしたが、今は絶賛子育て中なので、年に1回くらいしか山へ向かうことが出来ていません。
ただ、登山暦自体はそろそろ15年を超えそうな感じになってきました。。
先日、部屋を掃除している時に見つけた本が2010年に購入したものだったのですが、未だに実用的な本だと感じたので、今回紹介したいと思います。
山登り初心者の人にこそ読んで欲しい本!
その本とは2010年にエイ出版社から発売された高橋庄太郎さんの「トレッキング実践学」というもの。
これは登山に関する基礎的な知識を網羅している内容となっているので、必見です。
※現在は2018年7月に改訂版がKindle本としても発売されています。
初版から約10年近く経っていますが、山登りの技術は比較的変わらないので、要領を抑えて身につけておけば、ずっと使い続けることが出来るものです。
最近はファストパッキングなどが流行ったこともあり、装備の軽量化や高機能化が主流となっているように感じていますが、ルートファインディングしてピークハント(山頂へ登る)ということは今も昔も変わらないもの。
登山に関する知識をつけるには十分すぎる内容です。
トレッキング実践学で参考になった部分を紹介!
- 目次
- 1、計画を立てる
- 2、バックパックと内部の「荷」
- 3、「衣」のそろえ方
- 4、山の「食」
- 5、「住」のそろえ方
- 6、小物のそろえ方
- 7、歩行術
- 8、生活術
- 9、危機管理
- 10、ローインパクトとルール&マナー
- 11、トレッキング上級者への道
簡単に目次のみを乗せましたが、2010年初版とは思えない内容ですよね。
これ、山登りの基本的なものを全て載せています。
確かに若干、内容が古かったりもする部分はありますが、改訂版を見る限りでは、その点も新しいものに差し替えられています。
(ちなみに初版のものを読むと、携帯の紹介が現在主流のスマホではなく、ガラケーだったりします。)
特に7、歩行術や9、危機管理については知識があるのとないのとでは、いざという時に対応が全く変わってきます。
山登りは特に誰かに教えて貰って登るというものでもなく、誰でも気軽に山登りをすることが出来ますが、だから故に事故も多いのが実際のところ。
遭難や滑落、野生動物との遭遇以外でも肝を冷やすことはたくさんあります。
そういった時に山登りの基礎を身につけておくと、より登山というものを楽しむことが出来るので、読んでおいて損はない本ですよ。
まとめ
現在はKindle本でも発売されているため、紙の本で読むよりもKindle本で読む方をおすすめします。
登山のお供にするにも紙の本だとかさばりますし、物を最小限にすることも登山の基本だったりしますからね。
ちなみに山登りをするようになると、自然とミニマリズムに影響されるようにもなりますよ。
断捨離が中々出来ないという人にも山登りはおすすめです。