あまり読むスピードが早くない私ですが、少なくとも月1冊は読むようにしています。
ただ、今までは読んだだけで特に何かをするという訳でもなく、今思えば読んだ本の内容を覚えていないものも何冊かあります。
それではせっかく読んでインプットしている意味がないので、最近はブログを本格的に始めたということもあり、ブログで本を読んだ感想もアウトプットしていこうと思います。
今、アウトプット大全を読んでいて、インプット3割アウトプット7割ということを確かに実感しているんだけど、よく考えてみたら、学生の時の勉強法が覚えたことを書き出すことと、問題集を解きまくることだった。社会人になってからそういったことが疎かにしていた気がする。https://t.co/roCI49MQP3 pic.twitter.com/S0RcJxi5Y0
— うぱ (@kamuy_nomi) October 7, 2018
目次
アウトプット大全は読みやすくアイディアが満載
「アウトプット大全」は精神科医である樺沢紫苑氏が書いた書籍です。
今回、SNSでこの方を初めて知ったのですが、アウトプット大全以外にも色々な本を出しているようです。
- ・Chapter1〜アウトプットの基本原則
- ・Chapter2〜科学に裏付けられた、伝わる話し方
- ・Chapter3〜能力を最大限に引き出す書き方
- ・Chapter4〜圧倒的に結果を出す人の行動力
- ・Chapter5〜アウトプット力を高める7つのトレーニング法
基本、見出し1つに対して見開き1ページか長くても2ページなので、内容を簡潔にまとめて見やすくしている構成です。
そのため、区切りをつけやすく、スキマ時間でも読むことが出来ます。
基本的に文章が長く、読みにくい構成のものは読み切るのも大変なことがよくありますが、その点、この「アウトプット大全」は比較的すんなりと読むことが出来ました。
結論から言うと、私はChapter3までが見ていて一番学んだところです。
見出しを見て、自分が面白そうだと思うところの内容を予想してから読むと早く読めるようになるのですが、特にChapter2は良い意味で予想を裏切られる内容だったので、とても良かったです。
その内容について少し触れていきたいと思います。
インプットするだけでは何も記憶には残らないということ
今回の本で一番の気づきは「インプットよりもアウトプットを多くしなければ、記憶にはほぼ残らない」ということ。
アウトプット大全では「インプット3:アウトプット7」としています。
月に本を3冊読んでいても、アウトプットを全くしないのであれば、それは読んだだけで分かった気になっているだけということ。
それであれば月に1冊読んで、読んだ本の内容をアウトプットした方が記憶には残りやすいということでした。
また、アウトプットすることを運動することにも例えており、インプットしただけ終わるということは、新しい知識を取り入れただけで満足してしまい、実際に学んだ知識を使って行動していないことと同じということ。
これは確かに、と思いました。
その他にも「運動性記憶」といって、書いて覚えることや読んで覚える、実際に体を動かすことで脳に記憶をさせるというものも紹介してあります。
これは、インプットした知識を2週間のうちに3回以上アウトプットすると、忘れなくなるということも書いてあります。
運動しながら本を読むと、書いて覚える・読んで覚えることに代替出来るようで、ウォーキングマシンで歩きながらとか、ステッパーで足踏み運動しながらとか、体を動かしながら本を読むのも良いそうです。
何を重点的にアウトプットしていくのか
アウトプットする方法として一番良いのが、「書く」ことか「話す」こと。
特にインプットしたものを人に教えることがアウトプットとしては一番適したものらしいです。
確かに人に教えるということは、その分、しっかりと内容をインプットして覚えておく必要がありますからね。
また、インプットしてアウトプットしたものを、正しく「フィードバック」することも重要です。
フィードバックの方法としては、書いたものを自分で見直すことや、誰かに読んで貰うこともフィードバックになります。
それは、フィードバックすることで気づきを得られるからです。
人間は気づきを得ることで成長へつなげることが出来るからというのが、フィードバックすることの理由ですね。
書くということが1番のアウトプット
前項でも書くことがアウトプットするのに最も適した手法と書きました。
ちなみにPCでタイピングするよりも、自分で文字を書いた方がより脳が活性化して覚えやすくなるそうです。
ただ、これには他にも方法が出てきているようで、まずは何を目的としてインプットするのか、という目的を明確にすることが重要という見解もあります。
何についてもそうですが、まず目的を明確にすることで、意味のある行動にするということですね。
人間は覚えたい記憶をその時に見聞きした周辺の情報と芋づる式に覚えているので、ストーリーにして覚えると、より思い出しやすくなるそうです。
何事も行動しなければ変わらない
この本でも言われていることでしたが、「アウトプット=行動」です。
そのため、行動しなければ何も始まらない、変わらないということです。
読んでインプットしたものも、アウトプットして初めてインプットしたということになります。
少しずつでも行動し続けることが重要だと、あたらめて気づきました。
ブログを書くということも、Twitterなどで発信するのも、アウトプットの手段の一つなので、今後も出来る限り続けていこうと思います。
まとめ
・何事も目的を明確にすること(何を目的にその本を読むのか、など)
・インプットよりもアウトプットすることが重要だが、あまりアウトプットに重きを置いている人は少ない
・アウトプットは書くことも重要だが、人に教えることの方がより記憶に残りやすい
・正しくフィードバックすることで気づきが得られ、成長につながる
・アウトプットは行動すること、行動しなければ何も変わらない
今後も読んだ書籍をアウトプットのためにもブログで紹介したいと思います。
ちなみに今読んでいる本はこちら